ご飯のおかずとしてだけでなく、たらこスパゲティーなど、日本の食文化には欠かせない食べ物【たらこ】は英語で何て言う?
「たらこ」は英語で【cod roe】
それぞれ[cod]は魚の「タラ(鱈)」、[roe]は「(魚などの)卵」という意味なので、日本語の「たらこ(鱈の子)」と同じように直訳ですね。
他にも[pollack roe](pollock roeとも綴る)とも言われ、こちらは「スケトウダラの子」(スケソウダラとも言う)という意味の英語ですね。
よく疑問に思われるポイントは「卵」だから[egg]じゃないの?という点ですが、以前「いくらは英語で?」の記事でもご紹介したように、「どんな生き物の卵か」と「その卵が食用か非食用か」で「卵」の呼び方が変わるので覚えておきましょう。(リンクはいくらの英語記事)
たらこは「魚の卵」で「食用」なので、[egg]では無く[roe]が使われる訳ですね。
海外ではキャビアやからすみは食べられる事もありますが、「たらこ」は食べない地域が多いそうで、たらこの事を説明して料理を出すと嫌がられたり気持ち悪がられたりする事も多いんだとか…。
ただし、「たらこスパゲティー」の味はやみつきになる海外の人も多いようで、イタリアのからすみ「ボッタルガ:botargo / mullet roe」や、高級品として知られる「キャビア:caviar」のような魚卵だと説明すると案外受け入れられるのかもしれません。
そんな「たらこパスタ」は英語では[cod roe spaghetti]や[spaghetti with cod roe sauce]などと言えます。
ちなみに、たらこの味付けに絡みのある唐辛子を加えた「明太子」は、[spicy pollack roe]や[seasoned cod roe]と言うので、明太子パスタ(明太子スパゲティー)なら[spicy cod roe spaghetti]や[spaghetti with spicy cod roe sauce]と表現してみましょう。
最後に、記事の中で話題に上がった魚卵【いくらは英語で何て言う?】をチェック!