お酒を飲んだ状態で運転する「飲酒運転」は、芸能人・著名人の逮捕や、悲惨な事件などで度々話題に上がりますが【酒気帯び運転】は英語で何て言う?
「酒気帯び運転」は英語で【drunk driving】
日本では、飲酒運転の違反に以下の表のように「酒気帯び運転」と「酒酔い運転」がありますが、これは日本独自の法律によるものなので、「酒気帯び運転=飲酒運転」と考えましょう。
飲酒運転の種類 | 違反の基準(呼気中のアルコール) | 違反点数 | 違反による処分 |
---|---|---|---|
酒気帯び運転 | 0.15~0.25mg/l | 13点 | 免停90日以上 |
酒気帯び運転 | 0.25mg/l以上 | 25点 | 免許取り消し+2年の欠格 |
酒酔い運転 | 運転困難状態での運転 | 35点 | 免許取り消し+3年の欠格 |
「飲酒運転」とはお酒を飲んだ状態・酔った状態で運転する事なので、[drunk:酔っぱらった]に[drive:運転]を付けて表現するんですね。
また、酒気帯び運転や飲酒運転がらみの英語でよく聞く表現として[DUI]や[DWI]という略語があります。
[DUI]は[Driving Under the Influence:(酒や薬物の)影響下での運転]、[DWI]は[Driving While Intoxicated:(酒や薬物で)酩酊中の運転]と言った意味の英語で、ニュースなどでも目にする機会がある略語ですが、厳密には飲酒状態での運転行為ではなく、飲酒運転での「罰則」を意味します。
使い分けとして、[He was arrested for drunk driving.:彼は飲酒運転で逮捕された。]という英文では「飲酒運転行為」を表現しており、[I got a DUI.:飲酒運転で違反を貰った。]という英文では「違反・罰則」を表現する英語になっている訳です。
アメリカやカナダなど、国土も広大で車文化が根付いている国では酒気帯び運転の基準が日本より2倍以上緩いなんて事実もありますが、飲酒運転で捕まった場合は即逮捕・長期拘留という国も多いので、「飲んだら乗るな:Don’t Drink and Drive」をしっかり守りましょう。
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