今回は、作家、オリバー・ゴールドスミスの格言をご紹介
“Our greatest glory consists not in never falling, but in rising every time we fall.” -Oliver Goldsmith
我らの最大の名誉は、一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起き上がることにある。
オリバー・ゴールドスミス(1730-1774)
【本日の格言解説】
オリバー・ゴールドスミスと聞いてもあまりピンとこないかもしれませんが、彼の代表作『ウェイクフィールドの牧師』は、ゲーテの愛読書として知られています。
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8人兄弟の5男として生まれたオリバーは、16歳で大学に入学したものの、家計は火の車。
学校側に援助してもらいながら大学に通った彼は、友達もまともに出来ず、みじめな学校生活を送っていたとか。
卒業後は色々な仕事に就いては辞めていき、ギャンブルで全財産を失ったことも。
それでも、お金を稼ぐ為に雑誌に投稿すると、次第に人気が出て、1762年には『世界の市民』を出版。そして数々の詩や物語を残します。
お陰でお金は入ってきたものの、相変わらずお酒やギャンブルが大好きだった彼は常に借金に負われていて裕福な生活はできなかったとか。
何度も失敗をしてきたけれども、その度に起き上がり続けてきたオリバー。
裕福な暮らしは出来なかったけれど、後世に名を残す作家になれたのも、色々なことに挑戦し、失敗し続けてきたからこそ!
七転び八起きとも言うように、失敗してもそこから這い上がれる強さを持ちたいですね。