今回は、女性解放運動家、マリー・ストープスの格言をご紹介

“You can take no credit for beauty at sixteen. But if you are beautiful at sixty, it will be your soul’s own doing.” –Marie Stopes
16歳で美しいのは自慢にはならない。でも60歳で美しければ、それは魂の美しさだ。
マリー・ストープス(1880-1958)
【本日の格言解説】
take credit for:~で名声(称賛)を得る
初めて名前を聞いた方も多いかと思いますが、彼女は女性が避妊をする権利を獲得する為に活動し、数多くの世界中の女性を救ってきたと言われています。
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彼女は英国の生まれで、大学では元々植物学や地質学を勉強し、植物学博士号を取得、女性としては初めてマンチェスター大学の理学部教授となりました。
1907年には来日して東京大学で研究をしたことも!そこで、東大教授と大恋愛をしたこともあるんだそう。
しかし、自身の決して幸せとは言えない結婚生活を経て、彼女の目は夫婦生活やバース・コントロールへと向いていきます。
人工中絶に関しては、それを認めないローマカトリック教会などとの対立もありましたが、彼女の影響力は世界中に広まっていった為、反対者達も彼女を評価するまでに。
彼女を始めとした様々な人たちの活動を経て、20世紀の性に関する理解はどんどん広まっていきました。
そんな彼女の残した名言、若い頃の外見の美しさは若さゆえ、また生まれ持ったものだけど、歳を重ねて尚美しければそれは外見だけでなく、歳を取る過程で内面もまた美しく磨かれていったからであると言っています。
数多くの女性と出会い、何百万人もの女性を救った彼女だからこそ、女性の真の美しさとは何かを女性に伝えたかったのでしょう。
60歳になっても美しいと言われる女性になりたいものです。