今回は、法律家、クリスチャン・ネステル・ボヴィーの格言をご紹介
“When all else is lost, the future still remains.” –Christian Nestell Bovee
すべてが失われようとも、まだ未来が残っている。
クリスチャン・ネステル・ボヴィー(1820-1904)
【本日の格言解説】
クリスチャン・ネステル・ボヴィー、あまり聞き慣れない人物ですよね。
彼は1820年にNYCで生まれた法律家です。
彼はClarkson N. Potterという、NYでしか本を出さない出版社を始めとして、いくつもの企業で顧問弁護士として働いていた法律家ですが、趣味の時間を文学に割き、”Thoughts, Feelings, and Francies”や”Intuitions and Summaries of Thought”というような本を出しています。
Bitly
これらの本から抜き出された彼の警句は、幅広く親しまれているようです。
日本でも海外ドラマが人気ですが、プロローグとエピローグに格言を紹介するアメリカの”Criminal Minds”というドラマで、クリスチャンの格言が使われたこともあるんです。
シーズン3の18話目で、
“No man is happy without a delusion of some kind. Delusions are as necessary to our happiness as realities. “
(人は何かしらの妄想なくして幸せになれない。妄想は現実と同じくらい幸せに欠かせないものなのだ。)
という格言が使われたみたいです。
この格言がドラマの内容とどのように係わっているのか観てみては!?
Bitly
さて今回ご紹介した格言ですが、これ、短いながらもとても強く印象に残る言葉ですよね。
全てが失われたとしても、未来というものは誰にでも残っていて、その未来をどう生きるかはその人次第なんですよね。
全てを失った経験はありませんが、この言葉が胸にあれば心強いですね。
【人間】アンブローズ・ビアスの英語の格言と日本語訳
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