今回は、歌手、エルヴィス・プレスリーの格言をご紹介
“Truth is like the sun. You can shut it out for a time, but it ain’t goin’ away.” –Elvis Aron Presley
真実とは太陽みたいなもんだ。少しの間、遮ることが出来るけど、どこにも行ったりはしないんだ。
エルヴィス・プレスリー(1935-1977)
【本日の格言解説】
現代のスーパースターという概念、スタイルを作り上げたエルヴィス・プレスリー。
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「ロックの王様」である彼は、まだまだ人種差別が色濃く残る時代に、ユニークで唯一無二のアーティストとして名を馳せます。
アメリカはオハイオ州にあるロックの殿堂の第1回目受賞者としても名を連ねています。
エルヴィスは幼少の頃からゴスペルを歌い、次第にR&B音楽に傾倒していきます。
当時、白人はカントリー音楽を好んで聞き、R&Bは黒人のものとして毛嫌いしていたそう。そんな中で、フランク・シナトラなどのR&Bを歌う白人歌手は既にいたものの、まるで黒人の様に歌う歌手はエルヴィスが初めてで、彼は次第に黒人・白人を問わず、若者の人気者となります。
ラジオで彼の曲を聴いた人達は始め、黒人が歌っているものだと思った程だとか。
エルヴィスの姿がテレビで映し出されるようになると、その腰を振って歌うスタイルが注目され、そんな独自のスタイルを象徴して「Elvis The Pelvis(骨盤のエルヴィス)」というあだ名がつけられます。
ただ、その姿が子供に良くない影響を与えるとして、彼の上半身しか映し出さないテレビ番組もあったとか。
今ではその名を知らない人はいない、という程有名になったエルヴィスですが、若干42歳でこの世を去ってしまいます。
彼が世界に与えた影響は大きく、人種差別問題はもちろん、ジョン・レノンを始めとした様々なアーティスト達にも影響を与えました。
彼の多大なる影響は、彼の死後でも尚続いていくのでしょうね。