今回は、環境保護活動、ワンガリ・マータイの格言をご紹介
“It’s the little things citizens do. That’s what will make the difference. My little thing is planting trees.” –Wangari Muta Maathai
一般人が出来ることは小さなことだけど、それが影響を及ぼすの。私がしてる小さなことは木を植えることよ。
ワンガリ・マータイ(1940-2011)
【本日の格言解説】
2005年に来日、「もったいない」という言葉に感銘を受けていたことが記憶に新しい、ワンガリ・マータイ。
アフリカ人女性初のノーベル平和賞受賞者でもあります。
ケニアの農家の娘として生まれましたが、高校ではトップの成績で卒業し、政府留学生に選ばれます。
アメリカ・ドイツへ留学し修士号を取得、母国のナイロビ大学で博士号を取得し、同校で初の女性教授となります。
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1977年には、自国の貧困状況や環境問題の為に、NGOとして「グリーンベルト運動」という植林運動を始めます。
7本の木を植えることから始まったこの運動で、マータイさんはこれまでにアフリカ全土で4000万本もの木を植えてきました。また、アフリカでの女性解放運動を積極的に進めていきました。
このように、着実にキャリアを重ねてきたマータイさんですが、夫には「手に追えない」として訴えられ離婚。
自国の独裁政権を批判したことで逮捕・投獄を経験したことも。
しかし、自身の著書”unbowed(屈しない)”では、こうした差別や弾圧に対して決して屈せずに生きていくという強いメッセージが書かれています。
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今まで彼女がコツコツとやってきたことが着々と実を結んでいることからも、今回の名言は説得力のある言葉ですよね。これを機に、もう一度地球の環境について考えてみるのもいいかも!?
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