世界各地にある貧困街【スラム】は英語で通じる?通じない和製英語?
「スラム」は英語で【通じる】
都市部に密集した居住区で、特に貧困層が多く住む「スラム街」は英語でも[slum]と表現します。
元々「スラム:slum」という言葉は、イギリスのロンドンで使われていた「部屋」を意味するスラングでしたが、1840年代に「裏路地・貧困者の通り」などを意味する[back slum]という言葉として使われた物が語源と由来だと考えられています。
例文として、「あの金メダリストはリオのスラム街で生まれ育った。」は英語で[That gold medalist was born and raised in the slum in Rio.]などと表現出来ますよ。
この他にもスラム街の英語として、「ゲットー:ghetto」という言葉もよく使われますね。
この[ghetto]という言葉は、元々はヨーロッパにあったユダヤ人街の事を指していましたが、近年のアメリカ英語ではアフリカ系アメリカ人や貧困層が住む都心部を指す言葉(=スラム街)として広く使われています。
ヒップホップなどの歌詞にもよく出て来るので、聞いた事がある人も多いかもしれませんね。
世界には、日本に住んでいると考えられないような治安の悪い地域が、都市部でも道1本隔て存在する事などもあるので、現地での情報確認などはしっかり行いましょう。
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