今回は、詩人、ヘンリー・ロングフェローの格言をご紹介
“Behind the clouds is the sun still shining.” – Henry Longfellow
雲の向こうにはいつだって太陽が輝いている。
ヘンリー・ロングフェロー(1807-1882)
【本日の格言解説】
ヘンリー・ワーズワース・ロングフェローは、アメリカの大詩人。
Bitly
ロングフェローは元々、読み書きに優れていて、大学卒業後は言語学の研究の為にヨーロッパ各国を巡り、帰国後は初の現代言語学教授に。
なんとこの頃、フランス語、イタリア語、スペイン語で教本を書き上げたというのだから驚き!
その後はハーバードで教授を務めたり、再びヨーロッパに渡ったりと順風満帆な人生を送っているように見えた彼ですが、私生活では、24歳の時に結婚した妻が流産の末に死亡、そして36歳の時に再婚をし、子供を6人も設けます。
しかし彼が54歳の時に、重度の火傷によって再び妻を亡くしてしまいます。
ロングフェローは、この2度目の妻の死には大層落ち込み、終生立ち直れなかったといわれています。
しかし、彼の詩はアメリカで大変愛され、彼の誕生日の日は国中がお祝いをした程だったとか。
さて、そんな大人気の彼の名言ですが、「The Rainy Day(雨の日)」という彼の詩からの一節。
人生に雨はつきものだけど、その向こうには常に太陽が、希望が輝いているという風にとれる、前向きになれる言葉ですね。