<アメリカの刑務所メシから天国へ→シカゴは夢の国だった!?>アメリカは毎日サバイバル[#27]
今までの話にも何度も登場している遠距離恋愛をしていた日本人の彼(現夫)ですが、彼も多くの留学話を持っています。
彼は最初サッカー留学のため渡米したので、テネシー州にある大学に入り、サッカーをバリバリしていました。
しかし競技生活が落ち着き、自分と向き合った時「このままサッカーを続けるべきなのか?」と、悩んだのだとか。
結果、勉学へ力を入れるためサッカーには区切りをつけ、イリノイ州シカゴにある大学へと編入しました。
テネシーで行っていた大学は部活動が盛んなスポーツ系だったのですが、シカゴの大学はビジネス関連に力を入れているビジネススクールのようなところを選んだのでガラッと雰囲気も変わります。
通っている人の年齢も様々で、仕事と並行しながら大学に通う大人も多くいたそうです。
そんな中驚いたのが、大学の学食。
テネシーの大学にも学食はあったのですが、日本人の彼からすると映画で見るような刑務所レベルの食事が出され、食欲も湧かず最低限の利用しかしていなかったのだとか。
しかしシカゴの学食は一変!!
なんとそこは当時ミシュランガイドに掲載されていたのです!!!
厳密にいうと、学校内に併設されていたレストランがミシュランに掲載されていて、そこのレストランと全く同じメニューを学食で提供していました。
なんでも料理科がとても有名な学校だそうで、その生徒がアルバイトで学食を作って提供する実習をしているんだとか。
すごいのはシェフだけではなく、使われているハーブや野菜も大学内で栽培されたもので、食費は学費に組み込まれていて、なんと無料!
彼が特に好きだったメニューはイタリアのサンドイッチ「パニーニ」と「ステーキとアーティチョークのサラダ」とのこと。
完全にレストランの味で、その美味しさに毎回感動しながら食べたそうです。
また、どんなレストランのシェフになっても良いようにと多国籍料理も提供され味噌汁が出てきたこともあったのだとか。
私も一度は食べてみたかったのですが、結局行く機会はなく幻のミシュランに…。 実習する生徒も利用者も嬉しい素敵な取り組みですよね♪
さて、次回は新しいお店のオープンに歓喜する私達が見たまさかの結末についてご紹介します!
今回の記事で気になる大学の学食ですが、学校で出される【給食は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!