<ついにアメリカで恋が…!?→浮かれた私に突き付けられた事実>アメリカは毎日サバイバル[#2]
カレッジ入学時、必修科目の「math101」という数学の授業を取りました。
日本でいうところの中学生〜高校1年生くらいのレベルのこの科目。
難易度は高くないとはいえ初めてのアメリカでの授業、もちろん全て英語という状況に四苦八苦する私でしたが、思わぬところに刺客が登場します。
結構年配の先生だったのですが、なんと黒板に書く文字が全て筆記体だったんです!(文字を消すのもめっちゃ早い。)
ノートを写す事もままならず、死に物狂いで授業に取り組みました。
ミミズが這ったような黒板の文字もいつしか解読できるようになり、それなりに授業を理解し始めた頃に初めてのテストが!
テスト前の授業終わり、帰る準備をしていると現地の生徒に声をかけられました。
ジーンズにアバクロのTシャツを着たサーフ系ブロンドイケメン君が私に「ノートを貸してくれ」と言うのです。
「え、もしかして私モテてる?」と浮かれ、「デートに誘われるかも♡」なんて妄想を膨らませながら、言われるがままにノートを貸しました。
その事を一緒に授業を受けていた日本人と韓国人の留学生に自慢すると、なんと彼らもそれぞれ他の生徒からノートを頼まれていた事が判明。
どうやら単純なヤングアメリカンたちは、アジア人のノートを借りて勉強すれば数学で良い点が取れると思ったんですね。
「アジア人は数学が得意」というステレオタイプが未だにあると実感した瞬間でした。(そして全くモテてなかった私…)
でもアメリカの数学の授業って電卓が使えるんですよ!
母国語で、更に電卓を使える中学生レベルの数学の何が難しいんだよとツッコミを入れまくったアジア人留学生たちでした。
さて、次回はアメリカで出会った超強烈な先生についてご紹介します!
今回の記事で気になる授業中にとるノートですが、穴の開いた【ルーズリーフは英語で通じる?】も記事でチェックしよう!