<アメリカの激ムズ試験も余裕!?→日本人の細かさをナメてはいけない>アメリカは毎日サバイバル[#11]
これは軽い気持ちで取ったAnthropology(人類学)と必修科目であったStatistics(統計学)の授業を取った時の話です。
歴史とか好きだし人類学って楽しそう!と楽観的な気持ちで取ってしまったAnthropologyの授業。
いざ受けてみると、「類人猿や人間の進化について」など、日本語でも習ったことのない内容とややこしい単語の数々で、目から血が出るんじゃないかと思うほど難しかったんです。
そんな中、容赦なくやってきた中間テスト。
範囲の広さと覚える事の多さに真っ青になった私ですが、ここで神の手が差し伸べられました!
なんとテストにチートペーパーの持ち込みが認められたのです。
チートペーパーとは、決められたサイズと枚数のカードに情報を詰め込み放題という救世主的なアイテムで、どれだけ小さい文字で、多くの情報を書き込めるかが肝になります。(公式に認められたカンニングペーパー)
テスト当日他の生徒のカードが目に入りましたが、めちゃデカな字で1枚のカードに3情報ほどしか書けていないようなカードを持った生徒がほとんどで、こんな所にも国民性が出るのかと驚いたのを覚えています。
気になるテストの結果はなんとA !
先生も驚きの表情でテストを返却してくれました。
チートペーパーのおかげで絶望の淵から蘇ることができたのです!
また、必修科目で取った統計学もとても難しかったのですがTutoringという時間講師システムを使って乗り切りました。
統計学を専攻している生徒がバイトとして講師を務めていたのですが、テスト前は時間が足りず講師の人にお願いして時間外でも教えてもらうというグレーな作戦に出たことも。
時間外でのレッスンは禁止されていたので、危険を顧みず了承してくれた彼女には大感謝です。
成績に不安がある留学生は、エクストラクレジットと呼ばれるボーナスポイントを求めて教科室に通う人も多いようです。
アメリカは日本の学校とは違い、真面目に一生懸命やっている姿勢を先生に見てもらうことで評価が変わることも多くあります。
どうしても単位に困ったときは直接交渉したり、努力している姿を見てもらうことが大切ですよ。
さて、次回は私のロサンゼルス生活を救うはずだったある物が大誤算だった話をご紹介します!
今回の記事で気になる学校の試験ですが、テストなどでの【カンニングは英語で通じない?】も記事でチェックしよう!