
<え…口の中に硬い物が…→アメリカで食べさせられた信じられない料理>アメリカは毎日サバイバル[#16]
移民が多く、各国の食べ物が集まるロスでは日本で食べないような変わった食べ物に出会う機会がよくありました。
ある日中国人の友人と飲茶へ行くと、彼女は鶏肉の甘辛炒めのようなものをオーダーしました。
美味しいから食べなよと言われ食べてみると、口の中に何やら固い感触が…。
おかしいと思い、何これ?と聞くと彼女は「鳥の足だよ」と答えたのです。
「!?」となり改めて、そのお肉をよく見てみると確かにスリーピースのような鳥の足の形をしていたのです!
そう、私が感じた歯ごたえの正体は鳥の足の骨。
鳥の足は食べると軟骨のような小さい骨が口に残ります。
味付けは美味しいのですがその独特な感触と鳥の足という事実にどうしても萎えてしまい、その後は食べることが出来ませんでした。

また、韓国人の友人とはスンデという韓国式ソーセージに挑戦しました。
しかし黒々とした見た目と、血で固めているという作り方でレバー系が苦手な私はギブアップ。
他にも、ベトナムのフォーにはtendonと呼ばれるプルプルしたゼラチン状の牛すじのトッピングが山盛り乗っていてドン引きしたことも…
逆に、変わった食べ物を食べて美味しかった思い出もあります。
メキシカンアメリカンの彼とメキシコ料理を食べに行った時のこと。
彼はモルカヘテという石鍋に野菜やお肉、チーズなどが盛り込まれた、地獄鍋のようなビジュアルをした食べ物を注文しました。
その見た目にギョッとする私を前にパクパクと美味しそうに食べ進める彼。
食べてみる?と言われ恐る恐る食べてみると、これがめちゃくちゃ美味しかったんです。
その具材の一つにサボテンがあったのですが、トゲや固い表面などは剥ぎ取られていてズッキーニのような感じで食べやすく思いがけずとても美味しかったのを覚えています。
その後、私はそのお店に行くとモルカヘテをオーダーし、店員さんを驚かせるまでになりました。
結果的にサボテン以外は好きにはなれませんでしたが、世界には本当に色々な食べ物があることを実感し良い経験でしたね。
次回は、彼氏とタコス屋さんに行って顔面蒼白になったお話をご紹介します!
今回の記事で気になる食べ物ですが、メキシコ料理に使われていた【サボテンは英語で通じない?】も記事でチェックしよう!