車線変更や右左折に使う車の【ウインカー】は英語で通じる?通じない和製英語?

「ウインカー(ウィンカー)」は英語で【通じない】
日本語では車の車線変更や、右折・左折に使う方向指示器の事を「ウインカー(ウィンカー)」と言いますが、英語では通じない和製英語です。
「ウィンカー」は英語で[blinker]と表現します。
片目をつぶる事を「ウインク(ウィンク):wink」と言うので、なんとなくイメージ的に通じそうな気がしてしまいますが、英語では「まばたきする」を意味する[blink]という単語を使うんですね。
このwinkとblinkの違いについては、「片目をつぶる(ウインク)がwink」、「両目をつぶる(まばたき)がblink」という違いで覚えておくと良いでしょう。
光などが付いたり消えたりする事を表現する場合にどちらの単語も使う事が出来ますが、[wink]は光が反射したりしてキラキラ(チカチカ)瞬いているようなニュアンスで使われる事が多いです。
今回のウインカーやクリスマスツリーのイルミネーションなど、機械的に明確に点滅している明かりや光については[blink]が使われる事が多いですね。
車の場合は「右ウインカーも左ウインカーも点滅するので、両目のまばたきを意味する[blink]を使う」と覚えてもいいかもしれません。
また、車の「ウィンカー」は他にも[(directional) indicator]と呼ばれたり、アメリカだとカジュアルに[turn signal]という表現もよく使われており、車の話を前提としているときは[signal]と省略される事もあります。
例文として「ウインカーを出すの忘れないでね。」は英語で[Don’t forget to put your blinker.]なんて表現すればオッケーです。
ちなみに、日本では法律で車両のウインカーは橙色(オレンジ)である事が定められており、点滅速度も毎分60~120回の一定の周期で点滅する事と決められているんですよ。
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