病気や事故などで手や腕を失った人が付ける【義手】は英語で何て言う?
「義手」は英語で【prosthetic hand (arm)】
パラリンピック競技者などでも装着している人が話題となる、失った足の機能や外見を補う為の器具「義手」は英語で[prosthetic hand]や[prosthetic arm]などと表現します。
見慣れない単語ですが[prosthetic]は「人工装具の」という意味の単語で、英語では体に付ける人工的な装具(器具)の中の「手:hand」・「腕:arm」というニュアンスで「義手」を表現するんですね。
日本語では割と広い範囲で「義手」という言葉が使われますが、英語では手首から先の「手義手」を[prosthetic hand]、手首より上の腕を含む「前腕義手・上腕義手」を[prosthetic arm]と言い分けて使われます。
当然ですが、指に使う「義指」であれば[prosthetic finger]となるので覚えておきましょう。
また、義手の英語として[artificial hand]や[artificial arm]という表現も使えますが、この[artificial]という単語には「人工的な」という意味以外にも「作り物の・不自然な・気取った」といった意味もあるので、最近ではあえてこの表現を避ける人もいるようです。
例文として、「彼は交通事故で腕を失い、義手を付けています。」は英語で[He lost his arm in a car accident and wears a prosthetic arm.]などと表現しますよ。
ちなみに、ハーネスなどをつける事で肩などの動作を、義手で掴んだり義手の肘を曲げたりする動作に変換する事が出来る義手を、日本語では「能動義手」と言いますが、英語では[body-powered (prosthetic) arm]などと言うので覚えておきましょう。
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