秋の夜に綺麗な音で鳴く昆虫【コオロギ】は英語で何て言う?

「コオロギ」は英語で【cricket】
秋の夜になると、草むらなどでコロコロと鳴いている虫「コオロギ」は英語で[cricket]と表現します。
「クリケット」と言うと、平たい板でボールを打つイギリス発祥のスポーツを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、なんとスポーツ競技の「クリケット:cricket」と、コオロギの英語「クリケット:cricket」は同じスペルと発音なんです。
由来や語源はそれぞれ別だと考えられており、スポーツのクリケットは古代フランス語で「棒」などを意味する[criquet]が語源で、コオロギの英語の「クリケット」は古代フランス語で「きしみ・キーキーなる音」などを意味する[criquer]に由来するとされています。
「コオロギが鳴く」と英語で言いたい場合は、虫や鳥などが「チーチー鳴く(リンリン・チューチュー)」という意味の[chirp]という単語を使う事が出来るんです。
例文として、「庭でコオロギが鳴いているのが聞こえました。」は英語で[I heard crickets chirping in the garden.]などと表現出来ますよ。
最近では、食料としての活用も話題にあがりますが、コオロギを粉末状にした「コオロギ粉末」は英語で[cricket flour]や[cricket powder]などと言い、コオロギ粉を使った「コオロギパン」は英語で[cricket (flour) bread]なんて言えますよ。
また、ディズニーアニメでも有名な『ピノキオ』には、旅人のコオロギである「ジミニー・クリケット:Jiminy Cricket」というキャラクターがおり、この名前も「コオロギ:cricket」から来てるんです。
ちなみに、日本ではコオロギは秋を感じさせる物としてポジティブなイメージを持たれている事が多いですが、海外ではうるさい虫というネガティブなイメージを持たれている事が多いですよ。
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