今回は、詩人、エドワード・ヤングの格言をご紹介
“Procrastination is the thief of time.” –Edward Young
遅延は時間泥棒である。
エドワード・ヤング(1683-1765)
【本日の格言解説】
エドワード・ヤングとは、18世紀に活躍したイギリスの詩人です。
暗いイメージで、昼間の世界とは反する死についてや、夜についてを歌い、「夜と墓場の詩人」(また、墓場派詩人とも)と呼ばれていたのだそう。
彼の有名な作品は、「夜想詩(Night Thoughts)」という詩集で、これは死と霊魂は不滅である、ということを歌った1万行にも及ぶ無韻詩です。
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この詩集は、1736年に娘(妻の連れ子)が、1740年に娘の旦那が、そして41年には自身の妻が死去したことをきっかけに構想されたと言われています。
ちなみに、かの有名なゲーテは、「英語はヤングとミルトンで学んだ」と妹に告白しており、ヤングから受けた影響が、彼の有名な著作「若きウェルテルの悩み」の空気に反映されている、と言っていたほど。
さて、そんな彼の名言ですが、今出来ることをのろのろと引き伸ばしていることによって、時間を無駄にしている、という意味の言葉です。
今出来る事は今やって、貴重な時間を有効に使いなさい、ということです。
日本のことわざだと、「思い立ったが吉日」がこれにあてはまるのではないでしょうか?
【自分】ベンジャミン・ディズレーリの英語の格言と日本語訳
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