穴や傷などの加工がされた【ダメージジーンズ】は英語で通じる?通じない和製英語?

「ダメージジーンズ」は英語で【通じない】
穴を開けたり、傷をつける加工をしたズボンである「ダメージジーンズ」は英語では通じにくい表現です。
日本語では傷加工の事を「ダメージ:damage」で表現しますが、英語ではダメージという言葉は使わず[ripped jeans]などと表現します。
ここで使われている[ripped]は「引き裂く・切り裂く」という意味の[rip]の受身形なので、英語では「引き裂かれたジーンズ」というニュアンスでダメージジーンズを表現するんですね。
どうしても「ダメージ」という言葉を使いたければ[ripped]と同じように[damaged]と受身にしなければいけませんが、あまり自然な英語ではない事は覚えておきましょう。
例文として、「ダメージジーンズが似合っていますね。」は英語で[You look nice in your ripped jeans.]などと表現出来ますよ。
他にも、ダメージジーンズの英語としてよく使われる表現としては[distressed jeans (distressed denim)]や、ちょっと面白い[Jesus jeans](キリストのジーンズ)という表現もあります。
これは、ダメージジーンズに開いた穴(=hole)を[holy=神聖な]とかけて[holy jeans]などと呼ばれていたものが、「神聖な→キリスト(holy→Jesus)」と変化して[Jesus jeans]と呼ばれるようにもなったそうです。
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