都合の悪い事を隠す【取り繕う】は英語で何て言う?
「取り繕う」は英語で【paper over the cracks】
人から見える外側だけに手を入れて見栄えだけを良くしたり、都合が悪い事や不備を隠してごまかす「取り繕う」は英語で[paper over the cracks]などと表現します。
ここで使われている[cracks]は「割れ目・裂け目・ひび」などを意味する単語なので、英語では「割れ目の上に紙を置く」というニュアンスで取り繕うを表現する訳ですね。
割れ目の上に紙を置いた所で、穴は開いたままなので根本的な解決はしていませんが、見た目は割れ目が見えないのでその場しのぎになるという状況が分かりやすいですね。
例文として、「あれは取り繕っただけだよ。」は英語で[That was just paper over the cracks.]などと言えばオッケーです。
また、[the cracks]を具体的な失敗などに置き換えて表現する事も可能なので、「会議でミスッたの取り繕えなかった。:I couldn’t paper over my error at that meeting.」なんて言い方も出来ますよ。
また、問題や意見の衝突などを一時的にまとめて取り繕うというニュアンスで[patch up]という表現もよく使われます。
こちらは、やぶれた洋服などを「あて布(patch)で繕う」という意味ですが、そこから物事を取り繕うという意味でも使われており、「事態を取り繕う(収拾する):patch things up」なんて使い方をするので覚えておきましょう。
合わせて、知り合いなどと【連絡を取り合うは英語で何て言う?】をチェック!