<アメリカで地味系日本人女子に脚光!→モテ男を陥落させたテクニックとは?>これがアメリカの女子大生[#14]
前回は食事に慣れなかった日本人男子のお話でしたが、今回は日本人女子のお話。
女子組もやはりオイリーなアメリカの食事に慣れるまで時間がかかったのですが、逆パターンで馴染んだ友人のエピソードをご紹介します。
トモコは、色白で見た目は少しぽっちゃり気味のおかんタイプ。
のんびり屋で、なかなかアメリカ人の友人もできずに悩んでいました。
そんなトモコ、実は料理が得意で、寮のキッチンを借り切って、私たち日本人仲間へ日本食を振る舞ってくれていました。(どれだけトモコの手料理に救われたことか!)
ある日、豚の生姜焼きを作るというので、「それならアメリカ人も好きかも?」と思い、私のルームメイトやその彼氏などもご招待。すると、、、
“This is so great!!!!” とアメリカ人たちの箸(フォークですが笑)が止まらない!
「これまで食べたGinger porkと比べ物にならない!」と大好評。
週末に料理をしていたのですが、週を追うごとに人数が増えていき、「Tomoko’s Japanese cuisine (トモコの和食)」はキャンパス内では誰もが知るところに!
特に人気だったのが、親子丼や肉じゃがなどのThe和食のメニューで、出汁や醤油の深い味わいはアメリカ人の胃袋にも染み渡るようでした。
トモコがキッチンに立つと、キッチンには自然と人が集まってきて、食材を差し入れしてくれたり、お酒を持ってきてくれたり、賑やかな宴が開かれるように。
トモコもすっかり学内に馴染んで行ったのですが、そこに足繁く通っていたのは、ニューヨーク出身のアラン。
アランは何を隠そう、バスケチームのエースでキャンパス1のモテ男。
学内の女子は誰もが一度は好きになるという都市伝説まであったほどでした。
そんなアランも、ガッツリトモコに胃袋を掴まれてしまったようで、アランからのデートのお誘いをきっかけに2人は付き合うことに。
最初は「なんであんなぽっちゃり地味女子!」と怒っていた女子たちも、トモコの手料理を食べて「こりゃ敵わない」と引き下がっていくのでした。
トモコは在学中にアランと婚約して、卒業と同時にNYへ一緒に帰り、結婚。
今でもSNSで、子供たちにバスケを教えるアランやお料理を嬉しそうに作っているトモコの姿を見かけます。
一方の私はと言えば、帰国する頃には例のタイヤみたいなピザを1切れどころか1枚ペロリと食べれるようなり、脂肪だけをゲットしたのでした・・・(帰国時に迎えにきた友人が気づかないほど太りました・・)
さて、次回はへそ出しイケイケギャルの知られざる素顔をご紹介します!
今回の記事で気になる料理ですが、自分で料理を作って食べる【自炊は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!