<田舎者アメリカ人とNY旅行→いきなり警察のお世話に!?>これがアメリカの女子大生[#8]
(前回からのつづき)人生で初めて飛行機に乗ったアメリカ人たちといざNYへ!
やっとの思いでついたホテルでしたが、通称「シティボーイ」のエイダンが出かけたまま帰ってこず、心配しているとNYPDことニューヨーク警察から電話が来たのです!
え、エイダンが警察に逮捕された!?と驚きながら警察に話を聞くと「エイダンという大学生が道に迷いチンピラに絡まれ警察に保護されている。知り合いなら迎えにきてほしい。」とのこと!
エイダンの場所を聞くと、あの有名なタイムズスクエアの近くの派出所に保護されている様子。
しかし、残された旅慣れないアメリカ人達は「え〜、どこかよくわからない…」と頼りない様子なので、私とユナの日本人2人でエイダンをお迎えに行きました。
派出所の席にちょこんと座っていたエイダンは、キャップをまぶかに被っていたのですが、頬に明らかに涙のあと…。
私達を見つけるとクールな感じで「道1本間違えてさ〜」とおどけて見せたものの、みんなの分のホットドッグの入った紙袋を持つ手が少し震えていたのをよく覚えています。
気を取り直し、夜には古い教会を改装した有名なクラブへと繰り出した私たち。
田舎のクラブとはスケールが桁違いで、大きいマッチョなセキュリティからボディチェックを受けるのですが、NYっ子の早口が私には全く聞き取れません!
ここはアメリカ人の私にお任せとばかりに、出てきたエミリが私の代わりに答えると、「オハイオかアイダホからきたのか〜?訛りでわかるよ笑」といきなり田舎育ちがバレてて意気消沈…。
しかし入ってしまえばあとは楽しみ上手のアメリカ人、初めてみる生のドラァグクイーンの迫力に感激しつつ、水を得た魚のごとく楽しんでいました。
そんなクラブで「あ!またエイダンがいない!」と心配になって探すと、ドラァグクイーンにピンクのウィッグを被せられて、一番目立つお立ち台的なところで、クラブイチ弾けていました。
まるで昼間の出来事などなかったかのごとく…いや、悪夢を吹っ切るかのように…。
意外にも、田舎のアメリカ大学生は旅行慣れしている人は少なく、何をするにも日本人が頼られたNY旅行でした。
次回は、アメリカの田舎で夜な夜な行われる壮絶すぎる飲み会についてご紹介します!
今回の記事で気になる警察ですが、警察が行う【事情聴取は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!