
<アメリカの仮装大会になぜか出場する事に→友達が私の顔を見て爆笑した理由>これがアメリカの女子大生[#62]
(前回の続き)友達の女子大生ママであるカレンの子供、ネイトをハロウィンの仮装コンテストに連れてきた私。
中トトロに変装したネイトと受付をすませると「はい、これ番号は胸につけてね」と番号札を2枚渡されたのです。
「番号札は付き添い人もつける必要があるの?」と聞いた私を振り返ったネイトが、なぜか大爆笑しているじゃないですか?
全く意識していなかったのですが、その日の私の恰好は上下ダボダボのグレーのスウェット。
そんな私が、黒い大きな傘を持って、道端で拾ったどんぐりまで持ってるもんだから、トトロと中トトロのペアの仮装と思われてしまったようなんです。
ネイトは大興奮で「いいじゃん、コンテスト一緒に出ようよ!」と嬉しそうに誘ってくれたので、急遽参加することにしました。
メイク道具は何も持っていなかったのですが、さすがにすっぴんだとトトロ感が出ないよなぁ〜…と悩んでいるとふと目に入ったのが受付にあるマジック。
もう「ネイトのためなら!」と、油性マジックでトトロのメイクを顔に書いて、準備万端!
番号を呼ばれて出ていくと、会場からはまさかの大歓声が!!
当時、アメリカでも「My Neighbor Totoro」として作品の人気があったのに加えて、日本アニメの仮装はなかなか珍しく、カレンお手製衣装のクオリティも高くて大ウケ!!
急遽作ったどんぐりのお土産の小道具も審査員にウケて、まさかまさか2人で優勝してしまったのです!!
会場をみると、マジックで目玉やヒゲを書いた顔で出場している私を見てカレンや友達たちがお腹を抱えて笑っているのが見えました。

何はともあれ、景品の巨大カボチャのピニャータ(お菓子が詰まった箱)をゲットして嬉しそうなネイトを見て、こちらもとても嬉しい気持ちになりました。
。。。が。。。。素敵なお話はここまで。。。
その場の勢いでマジックで書いてしまったトトロのメイクは、洗っても洗ってもなかなか消えず、2〜3日は顔だけうっすらトトロのまま授業に出るハメになってしまったのでした。。
次回は、アメリカで見た妊婦の驚くべき行動と、まさかの事件をご紹介します!
今回の記事で気になるマジックで描いた顔ですが、なかなか取れない【油性ペンは英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!