<日本人にはキツ過ぎる!?→これがアメリカの田舎飲み会>これがアメリカの女子大生[#9]
私の留学したオハイオの大学では、毎週末、いや、毎晩どこかしらでパーティが開かれていました。
大学のカフェテラスなどにパーティのお知らせが(無許可で)貼られているのですが、そこにはよく「BYOB」という謎の暗号が書かれていました。
友人のエレンに聞くと、「Bring Your Own Beer:自分で自分のビールを持ってきて」の略だそうで、会場の飲み物が足りなくなるので自分でも持ってくるようにとの事(どんだけ飲むんだろう…)。
そんな男子学生が主催するパーティへ行ってみた時の話です。
1台の車に、膝の上やらトランクやらに乗れるだけ乗って、20分くらいの山道を登っていきます…。
「こんなところで飲み会?」と思ったところで、急に爆音が聞こえ始め、到着するとその日はログハウスを借り切ってのパーティでした。
中に入って、一番最初に目に入ったのは、なぜか逆立ちをしている男子…。
混乱しながらよく見ると、ビールの入った樽の上に自ら逆立ちして、樽からホースでビールを飲んでいるのです…!
呆気にとられていると「ああやって飲むと頭に血が昇ってすぐに酔えるのよ」とエレンから解説が。
もう発想が斜め上過ぎます…。
そしてBYOBで私たちがもって行った缶ビールでしたが、冷蔵庫で冷やすのかと思いきや、みんなに配りはじめ、行き渡ったところで缶をシェイクし始めます。
え!それやっちゃあかんやつ…と固まっていると、今度は鋭利な「キリ」みたいな道具が回され、缶を横にして、穴を開け始め、その穴に口をつけてふさぐ友人達。
何から何まで理解不能で、「助けてー」という気持ちでエレンを見ると、目で「真似しろ」のジェスチャー…。
「Ready!」の掛け声で缶を縦にすると、「Set!」でプルタブに手をかけ、「Go !!!!」でプルタブを開けます。
すると通称「ショットガン:Shotgun」という飲み方の通り、一気にビールが口…いや、胃の中に流し込まれるのです…!
そんな飲み会は夕方から始まって、次の日の朝まで同じテンションで続き、すごい国に留学してしまったな…と、覚悟を決めたアメリカ飲み会デビュー戦でした。
これはあくまでも田舎の飲み会です(笑)次回はアメリカの都会の飲み会体験をご紹介します!
今回の記事で気になる飲み会ですが、たくさんお酒が飲めない【お酒に弱いは英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!