<アメリカ人ルームメイトのペットが想像の斜め上→私これと一緒に暮らすんですか!?>これがアメリカの女子大生[#72]
前回のお話の通り、アメリカの大学の寮でもたまにペットを飼っている学生がいました。
許可されているかどうかは謎(おそらく勝手に飼ってる)でしたが、ウサギやリスなどたまに見かけてかわいいなと思っていたある日の事。
ルームメイトのクリスティンが「親が旅行に行くからペットを1週間だけ寮の部屋に連れてきてもいい?」と聞かれて気軽にOKをした私。
まだ英語の聞き取りがそこまで出来ていなかった時期だったのか、なんのペットからよくわからなかったのですが、「イーギー(名前)は女の子で赤い蝶ネクタイがチャームポイントなの!」と嬉しそうに話していたので、動物が好きな私も楽しみに待っていました!
月曜日、クリスティンは嬉しそうにケージと共に実家から戻ってたのですが「ほら、出てきてあいさつしなさい〜」と促されて出てきたのは・・・もふもふの猫ちゃん・・・ではなかったのです。
ケージからノソノソ出て来たのは、テラテラした赤い蝶ネクタイをつけたイグアナだったのです!!!
「!!!」と、固まる私をみて「おとなしいから、大丈夫よ♪1週間よろしくね〜!」と満面の笑みのクリスティン。
爬虫類にそこまで耐性がある方ではなかったのですが、OKしてしまった手前(そしてイーギーに罪はないので…)、アメリカに留学に来た日本人とイグアナの2人(1人と1匹?)の奇妙なルームシェアが始まったのです・・・。
しかし、イグアナとの共同生活はなかなか刺激的で、廊下で悲鳴が聞こえて出てみるとイーギーが脱走して廊下をペタペタ歩いていたり、他の部屋で飼っているペットのオカメインコに喧嘩を売ったり…となかなかのお騒がせ娘。。
それでも段々と愛情が湧いてきて、最終日には帰ってしまうのがちょっと寂しいくらいになりました。
そんな2人の共同生活最後の夜、寝ているとなんだか違和感を感じて足元をみると、なんとまたまた脱走したイーギーが私のベッドに入っているじゃないですか!!!?
最初はちょっとギョっとしたものの、気持ちよさそうにしているのと、イグアナって意外と温かくて肌触りも気持ちいいので結局そのまま私も寝てしまいました。
次の日、イーギーが帰ってしまったあと、ちょっと部屋の中が寂しく感じたのを覚えています。
今でもテレビなどでイグアナをみるたびに、イーギーと暮らした1週間を思い出して笑ってしまう私でした。
次回は、アメリカの大学生の定番であるインターンでとんでもない会社に行ってしまったお話をご紹介します!
今回の記事で気になるイグアナですが、旅行などでペットを預ける【ペットホテルは英語で通じない?】も記事でチェックしよう!