＜アメリカの妊婦どういう神経しているの！？→自由過ぎてこっちが冷や汗かく＞これがアメリカの女子大生[#64]
（前回の続き）アメリカの大学で出来た友人のドナが妊娠し、子供が男の子か女の子か発表されるベビーシャワーパーティーに参加した私。
風船を割って出てくる紙吹雪の色で男の子か女の子か発表するベビーシャワー定番のイベントで、ドナが持っていた針で風船を割ると…ピンクと水色の紙吹雪が両方出てきてしまったのです。
「あらら、、、大事な場面で失敗…」と、会場がちょっと微妙な空気になったと思った瞬間、ドナが「全員大正解！男女の双子だよ〜！」とドヤ顔に。
みんな状況を理解するまで少し間が空きましたが、わかったとたん「わ〜〜〜〜〜！」と大喜び！
みんな双子ということも聞いてなかったのでそりゃもう大騒ぎ！！！みんなであれこれ名前を考えたりして楽しいベビーシャワーを終えたのでした。
それからしばらく経ったある日、ドナの出産予定日がクリスマス近かったので、その前にちょっと早めのクリスマスパーティーをすることになった私たち。
「予定日近いのにパーティーするんだ〜」とそれも軽く衝撃だったのですが、さらなる衝撃的な出来事がおきたのです。
パーティー当日は、ドナがベビークラスで出会ったという、予定日の近い妊婦友達のケイティも旦那さんとやってきました。
臨月とあってお腹もとても大きかったのですが、真冬だというのに、キャミソールにデニムのショートパンツという出立ち。
唖然としていると、コカコーラ片手に激しいダンスを旦那さんとする始末。
「妊婦だからってじっとしてる必要なないのよ〜」なんてはしゃぐケイティを私はヒヤヒヤしながら見ていたのですが、しばらくするとなんだか会場がざわざわし始めたのです。
騒ぎの中心に近づくと、どうやらケイティに陣痛がはじまったらしいとのこと！
さぞかし慌てているのかと思いきや、「病院に電話したら出産の準備してきてだって！でもまだピザとケーキ食べてなかったの！」とご飯を呑気に食べはじめるケイティ。
さすがにパーティーはもう解散でしょう？と思いきや、みんな普通に飲み食いを続けています！
「嘘やん！人生の一大事やん？！」と、何もできないのに後ろにうろうろついて回る私に、ケイティはウィンクして「なるようにしかならないからさ！シャワー借りるってドナに言っといて！」と、バスルームに去っていったのでした。
20代くらいに見えるのに既に10人くらいは産んだかのような余裕の表情に唖然としたのをよく覚えています。
さすがに予想外の出来事に旦那さんのノアはテンパりまくりで、「とにかく車に乗って！！！」と、ピザやらケーキやらを鷲掴みにして、ケイティを連れて出て病院に向かったのでした。
しかし、この妊婦騒動はここでは終わらなかったのですが、お話は次回に続きます！
今回の記事で気になるアメリカの妊婦ですが、出産前の【陣痛は英語で何て言う？】も記事でチェックしよう！
