<え、もう飛行機出発するけど…!?→ハワイ人家族との旅行で大トラブル!>おかしなハワイ人の暮らし[#5]
ある年、ハワイで仲良しになった友人家族達とラスベガスに出かける事になった私。
始めてのベガス旅行でワクワク感がいっぱいでした。
ハワイアンにとって「ラスベガスへの旅」はステータスであり、自慢できるイベントのひとつ。
集まったのは親友のPua、彼女のママ、おばあちゃん、叔母さん夫婦、いとこ2名、それに私を入れて8名です。
ラスベガスへ出発する為に空港で集合した私たちでしたが、なぜか1人足りません…。
「ねえ、アンクルジョーイ(叔父さん)がいないよ?」と最初に気づいたのは私でしたが、他の人が気にしていないようなので、変だなと思いながらも英語表現が未熟な私はそれ以上何も言わずにいたのです。
しばらくすると搭乗開始のアナウンスが入り、私たちもゲートに向かおうとした時、叔母さんが「あら、ハニーがいないわ!」と初めて気づいたようにキョロキョロし始めたのです。
Puaのママの「Go get him!(捕まえてきて!)」という一言で私たちはやっとアンクルジョーイを探し始めました。
Puaのいとこ達が「ゲットム!(Geton!:捕まえた!)」とハワイ特有のピジン・イングリッシュで騒ぎながら顔色の冴えない叔父さんを引きずってきたのは、最終搭乗案内ギリギリでした。
「飛行機には乗らない、帰りたい。」と訴える元気のない叔父さんを囲み「No, you can’t!(そんなの無理!)」と、叔父さんの腕を掴んでグイグイ引っ張ってゲートに向かった私たち…
スタートからこの調子で、私達のラスベガス旅行は一体どうなってしまうのでしょう…。
叔父さんが行きたくない理由は飛行機の中で判明するのですが、ハワイアンファミリーの「オーマイガッ!」なラスベガス旅行は次回に続きます。
今回の記事で気になる飛行機を使っての旅行ですが、飛行機の座席で【窓側の席は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!