楽譜に使われる【ト音記号】は英語で何て言う?
「ト音記号」は英語で【G clef】
楽譜に使われる記号で、五線譜の中での音の位置を決める音部記号の中でもよく目にする「ト音記号」は英語で[G clef]などと表現します。
ここで使われている「G」は英語で「ソ」の音を表す表現ですが、そもそも「ド・レ・ミ・ファ・ソ」という音名は英語ではないという事をご存知ですか?
日本でよく使われている「ドレミファソラシド」はイタリア語の読み方で、英語では「CDEFGABC」、日本語はそれを元に「ハニホヘトイロハ」という音の名前があてられています。
ト音記号は「ソ」の音が基準となるように書かれた音部記号なので英語でソを意味する「G」を使い、そこに「音部記号」を意味する[clef]を付け「ソ(日本語ではト)の音部記号」というニュアンスでト音記号を表現する訳ですね。
例文として、「ト音記号を描くのが苦手なんです。」は英語で[I’m not very good at drawing the G clef.]などと言えばオッケーです。
他にも、ト音記号の英語として[treble clef]という表現もありますが、ト音記号は他の記号に比較して高音を表す際に使われる為、「最高音部の:treble」という単語が使われている訳ですね。
ちなみに、低音を表す際によく使われる「ヘ音記号」は英語で[bass clef]や[F clef]なんて表現されるので覚えておきましょう。
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