<アメリカの草サッカーで僕の未来が激変→留学生が仕事を得るならサッカーをしろ!?>アメリカサッカー留学記[#19]
今回はアメリカ草サッカーチームでの思いがけない出会いをご紹介します!
渡米4年目から違う大学に編入した僕は、本格的なサッカー部でのプレーは引退し、平日は勉強に専念しながら週末には草サッカーチームで楽しくサッカーをするという生活に変わりました。
そのサッカーチームは日本から来ている駐在員をメインに構成されており、商社・メーカー・物流などなど、日本では誰もが聞いて分かるような企業に勤めている人ばかり。
年齢も30~40代が多く、当時の僕は唯一の大学生&20歳台前半という、ぱっと見は場違いにも思えるような環境でした。
ただ、このチームでの出会いが僕のその後の人生を大きく変えることになったのです…!
週末は朝からサッカーの試合をし、その後はチーム全員で公園でバーベキューをしながら日が暮れるまでお酒を飲む…という最高なルーティンで過ごしている中、日本の大学生のようにOB訪問などの概念がない留学生の僕にとって、そこで先輩方から聞くそれぞれの仕事内容や就活の経験談は非常に貴重な機会。
そんな中、チームメイトのガイさん(当時40歳)は特に僕を可愛がってくれて、話を聞いているうちに僕も彼の会社がとても魅力的に思えてきました。
ガイさんはアメリカの支社長とのご飯にも僕を何度も誘ってくれて、色々と話しているうちにその会社の選考を受けさせてもらえることに!
今でこそオンライン面接は主流になってきていますが、当時はオフラインでの面接が必須。
そこをなんとかガイさんが人事部を説得してくれて、特例でオンライン面接で進めてくれることになったのです。
手厚いサポートをいただいたおかげで面接はうまく進んでいき、無事に内定をもらうことができました!
ガイさんの会社の選考と並行して、留学生が多く参加するボストンキャリアフォーラムでも就活をしていた僕は、迷った結果最終的には違う会社に入社することになるのですが、ガイさんは当時の僕の選択を全く否定することなく、むしろ応援してくれるメッセージをくれたことを今でも覚えています。
任期を終えて日本に帰国しているガイさんと支社長とは今でも定期的にご飯に行く関係性になっていて、僕がいち社会人として困難に直面してもなんとか頑張れているのは間違いなく彼らとの出会いがあったからです。
サッカーではプロになれなかったけれど、趣味程度に入った草サッカーチームでの出会いは、間違いなくその後の自分の社会人生活を切り開くきっかけになる貴重な経験となったのでした。
次回は、ニューヨークで記念撮影をしたら化け物が出て来たお話をご紹介します!
今回の記事で気になるアメリカでの就職ですが、大学卒業したばかりの【新卒は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!