今回は、『アメリカ合衆国建国の父』とも言われる、ベンジャミン・フランクリンの格言をご紹介!
“A slip of the foot you may soon recover, but a slip of the tongue you may never get over.” -Benjamin Franklin
足を滑らせてもすぐ立ち直れるが、口が滑るとそうはいかない。
ベンジャミン・フランクリン(1706-1790)
【本日の格言解説】
アメリカ独立に多大な貢献をした『アメリカ合衆国建国の父』ベンジャミン・フランクリン。
憲法の起草に加わり、現代アメリカの基盤を作ったことでも知られています。
アメリカの100ドル紙幣に載っている彼、ベンジャミン・フランクリンは、政治家であり、科学者であり、元知事であり、出版者でした。
彼は自らの理想を実現させるため、『自伝』の中で十三徳というものを掲げています。
Bitly
- 節制 飽くほど食うなかれ。酔うまで飲むなかれ。
- 沈黙 自他に益なきことを語るなかれ。駄弁を弄するなかれ。
- 規律 物はすべて所を定めて置くべし。仕事はすべて時を定めてなすべし
…など、こう言ったものが13項目あるのですが、彼は1週間にこの中のひとつを目標と定め、日々の生活を送っていました。
13週終えると、またローテーションしたため、1年で4回これを繰り返していたそうです。
自分で決めた目標を最後までやり遂げるのは、なかなか大変ですよね。
これをきっちりやり遂げていた彼には、きっと信念があったのでしょう。
また、彼は雷という自然現象が電気であることを証明したことでも有名で、電気を使った発明にも精を出していたようです。
その実験はかなり危険なもので、探究心の強さも伺えますね。
さて、そんな建国の父を経て、今日まで世界の中心とも言える権力を持つアメリカ。
果たして今のアメリカは、彼が目指したアメリカなのでしょうか。