お菓子作りなどによく使われ、焼き型やオーブンの天板に敷く【クッキングシート】は英語で通じる?通じない和製英語?
「クッキングシート」は英語で【通じない】
ケーキの型やクッキーを焼く時のオーブンの天板の上に敷き、こびりつかずに調理する事ができる紙を日本語では「クッキングシート」と呼びますが、英語では通じない和製英語です。
クッキングシートは英語で[parchment paper]や[baking paper]などと表現します。
ほとんどの方が初めて見る単語だと思いますが、[parchment]は「羊皮紙」という意味の英語です。
クッキングシートと言えば、茶色い独特の色合いが特徴ですが、その見た目が古来の羊皮紙に似ている事が由来となり、このように呼ばれるようになったんだとか。
例文として、「クッキー生地をクッキングシートに直接置いて焼きます。」と英語で説明したければ[Place unbaked cookies directly onto the parchment paper and bake it.]などと表現出来る訳ですね。
海外では、オーブンでカリカリに焼いたベーコンが好きな人が多いですが、このベーコン調理にもクッキングシートが使われる事が多く、[how to bake bacon]などとYouTubeで検索すると「クッキングシート:parchment paper」を使った調理法がたくさん紹介されていますよ。(リンクはYouTubeの検索結果)
また、クッキングシートとよく似た素材感の[wax paper]という物も海外ではよく見かけますが、こちらはサンドイッチなどを包む水などを通さないようにでできた紙なので、熱に弱くオーブンなどで使うと火が付くこともあるので、間違えないように気を付けましょう。
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