植物の「藍（アイ）」で染めた色の事を言い、虹の7色の1色としても知られている【藍色】は英語で何て言う？
「藍色」は英語で【indigo blue】
日本では、浴衣や手ぬぐいなどの染め物にもよく使われる伝統的な色で、その染料（植物の藍）を使う事から「藍色」と表現しますが、英語では[indigo blue]と表現します。
単純に[indigo]とだけ言う場合も非常に多く、日本語でも「インディゴ」や「インディゴブルー」という表現を聞いた事がある人も多いですよね。
英語の「インディゴ：indigo」という言葉の語源はラテン語の「インド」という言葉が由来になっており、これは、藍染めした物や、その染料がインドからヨーロッパに向けて多く輸出されていた事が由来となっているようです。
古代ギリシャ語では、「インドの染料」という言葉が「藍色（やその染料）」を示していたようで、いかにインドから藍染め製品や染料が大量に輸出されていたかや、古くから藍色や藍染めが親しまれていたかがよくわかりますね。
ちなみに、そのような「藍染め」や「藍色の染料」の事を英語では[indigo dye]と表現します。
また、[indigo]は藍色の動物の名前などにも使われる事があり、藍色の体が美しい鳥である「ルリノジコ」を[indigo bunting]と表現したり、深い青色の体が特徴のヘビを「インディゴヘビ：indigo snake」と言ったりするんですよ。
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