オリンピック関連のニュースでよく聞く【IOC】は英語で何の略?どんな意味?
「IOC」は英語で【International Olympic Committee】の略
オリンピック関連のニュースを見ると、よく権限を持つ団体として報道される「IOC」は[International Olympic Committee]の略で、日本語では「国際オリンピック委員会」を意味します。
オリンピックの主催団体であるIOCは、オリンピックに参加する競技連盟やスポーツ統括団体を統括する統括組織で、「国際サッカー連盟:FIFA」や、「国際陸上連盟:IAAF」や、「国際水泳連盟:FINA」などが傘下組織なんですね。
例文として、「IOCのバッハ会長の来日が延期された。」は英語で[IOC President Bach’s visit to Japan has been postponed.]などと表現する事が出来ますよ。
IOCはスイスに本部があり、非営利団体(NPO)であり非政府組織(NGO)の団体ですが、オリンピックのスポンサー料金やテレビ放映権料は近年では莫大なものとなっています。
オリンピックのテレビ放映権料が初めて生まれたのが1960年のローマ五輪と言われており、当時はたった120万ドル(約1億3000万円)でしたが、2016年のリオ五輪では28億ドル(約3000億円)を超えています。
開催年 | 五輪開催都市 | 放映権料 |
---|---|---|
1960年 | ローマオリンピック | 120万ドル |
1964年 | 東京オリンピック | 160万ドル |
1968年 | メキシコシティオリンピック | 980万ドル |
1972年 | ミュンヘンオリンピック | 1800万ドル |
1976年 | モントリオールオリンピック | 3500万ドル |
1980年 | モスクワオリンピック | 8800万ドル |
1984年 | ロサンゼルスオリンピック | 2億8700万ドル |
1988年 | ソウルオリンピック | 4億300万ドル |
1992年 | バルセロナオリンピック | 6億3600万ドル |
1996年 | アトランタオリンピック | 8億9800万ドル |
2000年 | シドニーオリンピック | 13億3200万ドル |
2004年 | アテネオリンピック | 14億9400万ドル |
2008年 | 北京オリンピック | 17億3900万ドル |
2012年 | ロンドンオリンピック | 25億6900万ドル |
2016年 | リオオリンピック | 28億6800万ドル |
気になる方はIOCが公式にリリースしている資料などをチェックすると、冬季五輪の放映権料や、様々な五輪に関わるマーケティングの情報などが掲載されていますよ。(リンクはIOCの資料ページ)
ちなみに、2022年~2032年までの夏季・冬期3大会ずつ、合計6大会のアメリカでのオリンピック放映権を獲得した米NBCの放映権料は、76億5000万ドル(約8390億円)と言われており、テレビ放映権料の高騰はまだまだ続きそうですね。
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