過去の恨みやわだかまりを忘れずにいる【根に持つ】は英語で何て言う?
「根に持つ」は英語で【hold a grudge】
過去の出来事や恨みなどを忘れない事を「根に持つ」と言いますが、英語では[hold a grude]などと表現します。
ここで使われている[grudge]という単語は「わだかまり・恨み」という意味なので、直訳すると「恨みを保持する」というおどろおどろしい意味で「根に持つ」を表現するんです。
日本語の「根に持つ」は「物事や感情の根っこの部分をいつまでも持っている」という比喩で表現していますが、英語では割とそのまま直接的に表現するという違いがあるのが面白いですね。
例文として、「まだ根に持ってるの?」は英語で[Are you still holding a grudge?]などと言うことができます。
また、[hold a grudge]の後に[against]を付けると「~に対して根に持つ」という意味になるので「彼は医者に恨みを持っている。:He holds a grudge against his doctor.」なんて言い方も出来ますよ。
他にも、「根に持つ・恨みを抱く」というニュアンスの英語として[never forget]を使って「あなたが私にした事は絶対に忘れない。:I never forget what you have done to me.」と言う事も出来ますが、これは「あなたが私にしてくれた事は絶対に忘れません。」という良い意味でも使える表現です。
ちなみに、日本の伝説的ホラー映画『呪怨』のハリウッドリメイク版のタイトルは”The Grudge”なんですよ。
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