今回は、小説家、ウィリアム・サッカレーの格言をご紹介

“A good laugh is sunshine in the house.” –William Thackeray
楽しい笑いは家の中の太陽である。
ウィリアム・サッカレー(1811-1863)
【本日の格言解説】
ウィリアム・メイクピース・サッカレーという名の彼は、イギリスの小説家でした。
両親はイギリス人ですが、父親が東インド会社に勤務していたので、生まれてから6歳になるまでをインドのカルカッタで過ごしています。
大学を中退してからは自由奔放な生活を送りますが、結婚を機に新聞社の通信員となって働きます。
が、2年で退職。それからは小説や随筆、評論を書き、生活してきました。
そんなサッカレーは、「Vanity Fair(虚栄の市)」を発表したことで作家としての地位を確立しました。

虚栄の市〈一〉 (岩波文庫)
19世紀初頭,ロンドン.上昇志向のベッキーと淑やかなアミーリアが女学校を終え世間...
有名なディケンズとは良いライバルで、幼少時代に貧困に苦しんでいたディケンズが貧民や下流階級の人々描いていたのに対し、中流階級出身のサッカレーは中・上流社会を痛切に批判、風刺したりした作品を描いていて、どちらもヴィクトリア朝を代表する小説家として有名です。
さて、そんなサッカレーの名言。
笑顔や笑いの無い家庭というのはとても寂しいものですよね。
良い笑いがあれば、家庭内は明るくなる。まるでそれ自体が太陽のように。と、いうことを言っているんですね。
どんな時でも、とはいきませんが、なるべく笑顔で過ごしたいものです。

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