人の声を真似る事もある【オウム】は英語で通じる?通じない和製英語?

「オウム」は英語で【通じない】
人間の声真似をする事でも知られているカラフルな鳥「オウム」は英語では通じない和製英語です。
日本語の「オウム」は中国語の「鸚鵡(オウム)」に由来しており、英語でオウムは[parrot]などと表現します。
オウムは非常に賢い鳥である事で知られており、ドイツの博物学者・探検家であるフンボルトが南米を調査中に、絶滅してしまった部族の言葉をオウムが覚えていたなんて記録もあるくらいなんですよ。
例文として、「父はオウムに英語を教えていました。」は英語で[My father taught our parrot English.]などと表現出来ますよ。
また、ハワイなどの観光地には大きな綺麗なオウムを肩にのせてきて、写真を撮るとお金を請求するという詐欺まがいの行為をする人もいるので気を付けましょう。
ちなみに、同じ言葉を繰り返す事を「オウム返し」と言いますが、英語の[parrot]には「(考えなしに)オウム返しする」という意味もあるんです。
例えば「彼は親の言った事をオウム返しに行った。:He parroted his parents words.」などと表現する事が出来ますよ。
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