<海外で帝王切開中に緊急事態→これ、どうしたらいいの…>キルギス子育て奮闘記[#39]
みなさんこんにちは!
前回地獄の出産記をお読みいただきましたが、今回もそこそこ恐ろしい出産記パート2をお話ししますね。
前々回お伝えしたように緊急帝王切開になった1人目の出産は入院中最初から最後まで嫌な思いしかしなかったので、2人目は違う病院にしたのです。
前回帝王切開ということもあり、今回は計画帝王切開を希望しました。
「自然分娩できるよ!」と担当医におすすめされるも、前回の記憶がよみがえり、頼み込んで帝王切開にしてもらったのです。
幸い良い先生にも恵まれ、順調そのもので出産当日を迎えました。
途中であんな事が起きるまでは…。
キルギスでは帝王切開は全身麻酔が普通のようで、全裸で手術台に手足を固定されます。(日本の医療ドラマで見るような青い手術着は着せてもらえませんでした)
でも、全身麻酔のあの至福の入眠は何度味わってもいいものです…とか思ったのもつかの間。
手術中に意識が戻ってしまったのです!!!?
「いたーーーーーーい!!」と叫びたいのに、声は出ません。目も開きません。でも音は聞こえるし、お腹をぐいぐい押される感覚もあります。
このまま声も出せないまま激痛に耐え続けないといけないのかと思うと発狂しそうでしたが、痛みが激し過ぎたのか運良く(?)もう一度気絶したので最後までこの状況に耐えずに済みました…。
あるんですねこういうこと。(「いや無い」というツッコミはお受けしていません)
思うに、手術前に体重測定しなかったのが原因じゃないかと思うんです…。
適当に盛られた麻酔のせいで目が覚めてしまったのだとしたら最悪ですが、これ以外は本当に前回と段違いに心穏やかに入院できたので、あえてこのことを担当医や家族には伝え。
むしろ「手術中に目が覚めるなんて漫画みたいな体験ができてラッキー!」くらいに思っていますし、キルギス鉄板ネタとして何度も知人友人に話しまくっているので「元は取ったな!」と思っているくらいです。
次回は、数年前の子育て方法が急に禁止になるキルギスのお話をご紹介します!
今回の記事で気になる帝王切開ですが、状況により行われる事もある【輸血は英語で何て言う?】も記事でチェック!