<アメリカ人の服がダサ過ぎる!?→大学で流行っていた理解不能な着こなし>これがアメリカの女子大生[#50]
元々アメリカのドラマや映画への憧れという不純な動機で留学に興味を持った私は、留学前アメリカの大学には勝手に画面の中のような人たちで溢れていると思っていました。
当然、「ファッションセンスも抜群で、毎日小洒落た着こなしをしているんだろうな〜」と想像していたのです。
しかし、私のいたオハイオの田舎の大学では、男子はほぼ大学のTシャツやスポーツトレーナーにスウェットというスタイルでした。
しかも、なぜか当時は「トレーナーを裏返しに着る」という謎の着方が流行しており、さらに「VネックのTシャツの首元を少し切る」という奇怪なブームまであったのです…。
女子はというと、きついパーマに前髪あげるというちょっと古めの髪型をしている子がたくさん。
特に第1話でご紹介したアニメオタクのルームメイトのエイミーは、セーラームーンのTシャツを高頻度で着ており、私の想像した「小洒落た着こなしのセンス抜群のアメリカ人」など存在しないと言い切ってもいいくらいでした。
もちろんオハイオの田舎には「セレクトショップ」にようなものはなく、みんなショッピングモールの専門店で服を買うか、下手したらスーパーの洋服コーナーですませる程度…。
そんな状態なので、「アジア人はおしゃれだよね〜」というのが地元の学生たちからの評判でした。
特に日本のファッション雑誌は男女問わず大人気で、日本から送られてくるメンズノンノはカフェテリアで回し読みされてた程!
日本人留学生のタカは、ちょっとおしゃれ好きだっただけなのにファッショニスタ扱いで、いつの間にかファッションリーダーとなっていました。
そんなある日の彼のファッションが原因で大学が衝撃の光景になるのですが、お話は次回に続きます!
今回の記事で気になるアメリカ人の服装ですが、男子が来ていた【トレーナーは英語で通じない?】も記事でチェックしよう!