
<本音を飲み込んだ心の中は…>ロシア人バレエダンサーとの海外結婚生活4コマ漫画[#4]
私でさえも「?」と思う英語で話すのがうちのロシア人です。
外国人を見るとつい「英語で話さなきゃ!」と思ってしまいがちですが、よく考えれば完全に正しい英語を話す外国人というのは限られます。




うちのロシア人は英語はボチボチ話せる程度ですが、私には「汲み取る」というアビリティが備わっているので、どうにか意思の疎通ができています。
本当だったら、明らかに間違えた言い回しや単語があったら訂正してあげるのが「優しさ」かもしれません。
しかし、面倒くさいので自分の想像力をフル活用して日々を過ごしています。

なので、「何が言いたいか」「今どんな状況か」というシチュエーション処理能力がとっても重要です。
「今怒っている」「機嫌が悪い」「嬉しそう」「悲しそう」それって言葉がなくても分かります。
言葉が100%通じないというところで夫婦として成り立っているのか?という質問をたまにされます。
しかし、パートナーの言っていること、あなたは100%理解していますか?言っていることを100%信じていますか?
言語は便利なツールですが、人対人はたとえ同じ言葉を話していたとしても心の底まで理解するのは不可能です。
言葉は助けにはなりますが完全ではありません。
恋人、夫婦、親子、友達、ここら辺は気持ちが大事!
「夫婦だから・親子だから成り立つ」ということも十分あり得る訳ですね。
言葉を超えたコミュニケーションには、相手の「気持ちを汲み取る」努力、姿勢が大切なのですね。
「気持ちを汲み取る」を英語で表現しようとするとワンワードでぴったりの表現を思いつきませんが、差し当たり、「guess」想像する、「understand one’s feeling」気持ちを理解でしょうか。