
<キルギスで子供の歯が金になる!?→味を占めた子供達のまさかの行動>キルギス子育て奮闘記[#69]
みなさまこんにちは!
前回めでたく乳歯が抜けた長女。しきりに私に「フェアリーがくる!」というのです。
今はYouTubeなどで色々な情報が国境なく手に入るので、長女もどこからか「歯が抜けると妖精がくる」と仕入れたらしいのです。
恥ずかしながらそのお話を知らなかった私はある勘違いをしてしまっていたのです。
本来の妖精「トゥースフェアリー」はイギリスの言い伝えで、抜けた乳歯を枕の下に入れておくと妖精がコインと交換してくれると言われています。
そう、本当は「コイン」でよかったのに話半分で聞いていた私(いや…フェアリーです)はなぜか奮発して「紙幣」を入れてしまいました(笑)
翌朝お札を見つけた長女は大喜び!それもそのはず。コインじゃなくて紙幣が入っていたら大喜びですよね!
紙幣と言っても大した額ではないのですが(800円くらい)、今となっては二人の姉妹順々に歯が抜けていくので私(いや…フェアリーです)の出費がかさむではありませんか!
毎月のように歯が抜けていくと「あの時コインにしておけば…」と悔やまれます(コインだと最大額でも20円くらいで経済的だったのに)。
しかし、お小遣い制度が始まっていない我が家では、姉妹の収入源が「歯の生え変わり」になってしまい、歯がグラグラしだすと何を買おうか思案する始末…。
ほしいものがあると歯を抜こうとするし、乳歯には限りがあることを教えるのも情けない話です。

ちなみに、保険制度がないキルギスでは歯の治療は日本よりも高額かもしれません。
定期健診なども基本ないので、見つけたときにはかなり進行してしまっていることもあります。
姉妹も歯科治療は経験済みなので虫歯を恐れる気持ちは一応あるようです。 そこで「抜けた歯が虫歯だったらフェアリーは来ない!」「新しい歯が虫歯になったらフェアリーは金を取っていく!」と新ルールを導入して歯磨きに精を出してもらっています。
次回は、ハーフの子供達が発する気持ち悪すぎる日本語をご紹介します…!
今回の記事で気になる子供達の歯ですが、抜ける【乳歯は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!