<放送禁止レベル!キルギスの人気スポーツ「コクボル」がワイルド過ぎる>ロシア人バレエダンサーとの海外結婚生活4コマ漫画[#20]
キルギス共和国では2018年9月に遊牧民オリンピックと呼ばれる国際大会「ワールドノマドゲーム」(英語表記では[World Nomad Games])が開催されました。
「遊牧民オリンピック」という名の通り、陸上や水泳などのスタイリッシュな競技は当然存在せず、乗馬長距離走や鷹狩りなど土臭い感じのゲームが多くあります。
その中でもキルギスの国技ともいえる「コクボル」(英語では[horseback rugby])がすごいんです。
遊牧民の脚ともいえる馬に乗って行うゲームで、サッカーやバスケのように玉をゴールにいれれば得点になります。
マンガにも書きましたが、ここで使われる「玉」とは頭を切り落とした羊で、勝ったチームがその羊を獲得できるという「ザ・遊牧民」な自由過ぎるゲームです。
(最近では本物の羊ではなくフェイクを使って行うことも増えたようです。)
頭がないとはいっても、15㎏くらいはあるであろう羊をつかんで振り回す様子は「狂気」そのもの。
それほどまでに羊が浸透しているキルギス。
キルギス人にとって、羊は大切な家畜であり、食料であり、ボールであるわけですね。
ゲームの後は羊の肉が叩かれることでおいしくなるそうです。
日本のテレビ風にするならば「競技のあとは選手がおいしくいただきました」とテロップが流されるんでしょうか。。。
今回の記事で気になる「羊」ですが、英語で【厄介者】を表すのはどんな羊?も記事でチェック!