
<ディクテーションって何?英語力が伸びる方法を伝授>TOEIC®テスト奮闘記[#15]
前回お話ししたように、私がPart3対策に行ったディクテーション[dictation]について解説していきます。
ディクテーション[dictation]とは聞き取った英語をそのまま文字に書き起こしていく勉強法です。
この勉強方法の何が良いかと言うと、
・リスニング力が伸びる
・文法力が上がる
・発音をマスターできる
こんな効果が得られます。
ディクテーションを行うことで、何が原因で英文が聞き取れていなかったのかがわかり、自分の弱点を明らかにすることで、対策を練ることが出来るというわけです。
私の場合、聞き取れない理由は「発音」でした。

くっ付いて発音される(リエゾン)現象に慣れていないせいで、英文を聞き取ることができませんでした。
何回聞いても単語をキャッチすることができず、「何かの固有名詞か?他の言語か?」と思うくらいでした笑
また、単語の発音を文字通りの読み方で記憶していて、発音が違った!なんてことも多々ありました。
私は、このディクテーションをしたことで、くっ付いて発音される現象に慣れることが出来き、TOEICで重要な単語の正しい発音も学ぶこともでき、結果的にリスニングを伸ばせました。
やり方はこうです。
1: 文章全体を聞いて、話の内容を大まかに把握します
2: 一文ずつ止めて聞き取れた文章を、文字に起こしていきます
(もうこれ以上聞いてもわからない!となるくらいまで徹底的にやりましょう!)
3: 聞いてもわからなかった部分は、カタカナで聞こえた音をメモに残します
(答え合わせをする際に、この単語とこの単語がくっ付いていて、こう聞こえたのね!と確認できるからです)
4: 答え合わせをし、聞き取れていなかった箇所を、復習(再度文章を聞く・音読)する
こんな流れで行なっていきます。
最初はかなり時間がかかる事もあり、ちょっと挫折しがちな勉強方法ではあるのですが、ディクテーションを行う事で100%英語力が伸びると私は確信しています。
皆さんもぜひチャレンジして、ディクテーションの素晴らしさを体験してみましょう!
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