<全員おごられると思ってる海外の飲み会が恐ろし過ぎる>漫画で学ぶ!知っとこ海外トラブル 4コマ漫画[#22]

今回は誕生日にまつわるエピソードを見ていきましょう。
日本では当然と思っている誕生日の風習も、ところ変われば異なるみたいですね。




●事例
海外に語学留学中のEちゃん。
ある日、授業の後にクラスメイト(留学生仲間)たちと食事に行きました。
お店に向かう途中、Eちゃんは今日が自分の誕生日だと気づき、クラスメイトたちにも伝え、レストランではお祝いムードでお酒や食事を楽しみました。
ところが支払いのとき、店員はEちゃんに伝票を渡します。
クラスメイトたちもその様子を気にすることもなく、財布を出すそぶりすらありません。
「・・・?」
誕生日だからおごってもらえると思い込んでいたEちゃんはこの状態を解せません。
こっそり店員になぜ自分に伝票を渡すのかと尋ねると、「ふつう誕生日の人がみんなをごちそうするものでしょ」と当然のように言われ、驚くEちゃん。
なんと誕生日の人がおごってもらえる文化があるのはこの場で日本人のEちゃんだけだったようです。
5人分の食事代を支払うことになり、すっかり意気消沈してしまったのでした。。。
●教訓
実は誕生日の人が食事をごちそうするという文化の国は意外にも多く、主にアジア・ヨーロッパ地域でよく見られます。
誕生日を迎える本人が自分で誕生日パーティーを主催し、親しい人に食事を振る舞うことで日頃の感謝を伝えているんですね。
ホームパーティーが多い地域もあればお店の開催が多い地域もあり、招待客の方もプレゼントを用意したりしなかったりと細かい点は地域によって様々のようです。
海外では「郷に入れば郷に従え」のとおり、なるべく現地の風習に合わせる方がトラブルが少ないでしょう。
特に留学生同士のように異なる文化の人たちが集まる場では、後で揉めないようあらかじめ会計について確認しておくといいかもしれません。
勿論、お金の支払いだけでなく、お祝いの仕方などは「日本ではこうやるんだけど、あなたの国ではどうするの?」なんて聞いてみると話が盛り上がるかもしれませんよ。
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