<日本人には恥ずかし過ぎる?アメリカのおトイレ事情>こんなとこだよアメリカ[#10]
私がアメリカに降り立って「あぁーアメリカにいるなー…」といつも実感するのは水回りの不便さです。
空港のトイレに入ると、やたら広い個室に、ウォシュレットのない幅の広い便座、そして膝近くまで見えるほど下に隙間の空いた個室のドアに、毎回違和感を覚えます。
下手したら、個室の外から中で用を足している人のズボンと下着が見えてしまうほど(笑)
個室内でのドラッグなどの犯罪を防止のために、外から丸見えになっているんだそうですが、初めてはいった日本人はちょっと落ち着かないですよね。
私も最初はこの扉が恥ずかしくて、ズボンも下着も下まで下ろさずに窮屈に用を足していました…。
米国の公共施設のトイレはどこも基本的に同じような仕様なので、アメリカに行く際は心の準備をしておきましょう(笑)
一方で、家や寮のお風呂事情ですが、基本的にトイレ・洗面台・バスタブがセットで1つの部屋にあり、バスタブの中で体を洗って流します。
場所によっては湯船がなくてシャワーブースだけという部屋も少なくありません。
最近は湯船につかる人もアメリカでは増えてきましたが、基本的な流れは最初にお湯を張った湯船につかり、その後、湯船の中で体を洗って流すというスタイル。
洗い場にあたる場所もない事が多い為、日本の銭湯や温泉などで体を洗ってから湯船にはいるように注意書きがあるのはこのためなんですね。
そして米国のお風呂で一番驚くのが、シャワーの水圧の弱さ!
良いホテルや新築の家・建物でない限り、上のフロアに行くにつれて水圧はどんどん低くなります。
しかも水を溜めて流す風呂桶・洗面器のようなものも売っていないので、心もとないシャワーだけで石鹸を洗い流すのにはものすごく時間がかかるんです。
私は、食材を混ぜたりするキッチン用品のプラスチック製ボウルを風呂桶代わりに買って使っていました。
そういえば大学寮のルームメイトには何に使うのか説明もしなかったので、キッチン用品を使う私をきっとCrazyなアジア人だと思っていたことでしょう(笑)
ちなみに古い建物だと、使える暖かいお湯の量にも限りがあるので、途中で水しか出なくなることもしばしば…。
渡米する際は、是非お気を付けください!
次回は、アメリカの長い長い夏休みに子供達が密かに送り込まれる謎の施設をご紹介します!
今回の記事で気になる、お風呂で使う【洗面器は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!