<日本人に伝えたい、アメリカの「日本食」の実態!>こんなとこだよアメリカ[#7]
今でこそ世界中どこにでも日本人はいますし、日本の「和食」がユネスコ無形文化遺産になってからは(品質はどうであれ)日本食はどこの国でも食べられるくらいブームです。
しかし、アメリカの普段の生活にどれだけ「日本語」が普及しているか、皆さんご存じですか?
私が小さいころ(27年前!)に住んでいたのはアメリカ東海岸のニュージャージー州。
ここはNYマンハッタンから橋を渡ってすぐのベッドタウン(東京でいう千葉や埼玉ですね)だったこともあり、日本人海外駐在員家族がそれなりに住んでいて、土曜日に行われる日本人向けの補習校もありました。
それでもやはり日本人はまだまだレアな部類で、当時は「Are you Chinese?」と聞かれたり、日本がどこにあるのかも知らない人もたくさんいました。
アメリカ人の友人に、中国語と日本語は似ていてなんとなくわかるんでしょ?と言われた時は流石に「Huh?」でしたが…(笑)
しかし、大学生の時(13年前)にアメリカに戻ってまたビックリ!
今度は西海岸だったこともあり、中学高校の外国語授業の選択に日本語がある学校も多いようで「こんにちは」くらいならわかる人も多いんです。
日本食ブームの影響もあり、スーパーの冷凍コーナーにいけばコーンやブロッコリーと並んで必ず「Edamame(枝豆)」があり、ヘルシーコーナーに行けば必ず「Miso」と「Tofu」が数種類置いてあります。
「Sushi」「Sake」「Ikura(もともと日本語ではないけども)」「Wasabi」「Nori」はちゃんと通じますし、レストランではなぜか「Agedashi-T(D)ofu」が必ずと言っていい程メニューにあります!
日本で、揚げ出し豆腐を家庭で作る方はそんなにいないと思うのですが、「ヘルシー」な豆腐を揚げているのがこちらでは人気なんだとか!
当時は、近隣の日本食屋にも中国料理屋にも韓国料理屋にも「Agedashi-Tofu」があり、「なんでだよ!(笑)」と思わず突っ込みを入れたくなったものです。
それでも、日本のものが変に英語化されず、そのまま日本語として普及しているのは嬉しくなりますね!
さて、次回はアメリカで大人気の意外な音楽ジャンルをご紹介します!
今回の記事で気になる日本食に必須の【出汁は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!