<日本人が知らないアメリカの人気音楽ジャンル>こんなとこだよアメリカ[#8]
私は音楽が大好きなので、アメリカに渡る予定がある方は是非「カントリーミュージック」を知っていただきたいです。
実は大学でアメリカに戻るまでは、「カントリーって歌謡曲みたいなものでしょ?」と思っていました。
あまり知られていませんが、日本でも有名なグラミー賞にもカントリー部門が設けられており、それとは別に「The Country Music Association Awards(CMA)」や「Academy of Country Music Awards(ACM)」といった、全米で放送される大きなカントリーミュージックのみの音楽の受賞式があるほど!
2018年の調査によると、ミレニアル世代がカントリーミュージックファンの半数を占めているんだとか。
「なんで日本でポピュラーじゃないの?!」と思えるほどアメリカではカントリーミュージックは若者の間でもかなり熱いのです。
実際に私が通っていたアメリカの大学の友人もiPodにカントリーミュージックだけのプレイリストをたくさん作っていました。
音楽を通じて友人の輪も広がりますし、何より現地の音楽を理解するということは文化を理解することにも通じることだと思っているので、かなりおススメです。
聞いたことないけど気になる!という方へ、私が個人的にカントリーミュージックに惹かれた理由を3点お伝えして終わります。
1つ目、カントリーの曲は米国南部の独特なアクセントで歌われる事が多いです。
特にアクセントの強い男性シンガーの場合歌詞が聞き取れないこともありますが、でもそのアクセントが音階とはまた違った味になって聞き飽きないです。
2つ目、カントリーで使われる楽器がとてもユニークです。
マンドリンやフィドル、アコースティックギター、バンジョーなど日本ではあまり聞かない楽器が多いので、楽器だけでも新しい発見だと思います。
3つ目、カントリーの歌詞が独特という点です。
南部の地名や神(クリスチャンの)、カウボーイハット、ギター、ブーツ、ピックアップトラックといった南部っぽい単語が必ず歌詞に入っているので、音楽が生まれた地域の価値観や文化が伺えます。
日本でも有名な歌手のテイラー・スウィフトも、デビュー時はかなりクラシックなカントリーシンガーでしたので、是非とも初期の曲「Tim McGraw」あたりを聞いてみてください!
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