<超絶イケメンを紹介されて有頂天の私→数年後に真実が発覚した…>アメリカは毎日サバイバル[#19]
留学生活中盤に日本人の男友達に男の子を紹介してもらった時のお話です。
なんでも彼はそのクラスメイトにとてもお世話になっていて、めちゃくちゃいい人だからぜひ一度会ってみてほしいと言うのです。
会ってみると彼はスラっと背が高くエキゾチックな見た目に青い目のとてもハンサムな男の子でした。
日に焼けた肌に目の青さがとてもよく映えていて、当時の私は彼の容姿の美しさに感心したほど。
友人を交えて数回遊びましたがとても優しくジェントルマンで、「これはアリかも♡」なんて思っていた私。
しかし私の思いとは裏腹に彼が私に興味を持っている様子はなく、結果的にご縁はありませんでした。
まぁかっこいいし優しいし、わざわざ留学生と付き合わなくても良いもんねーなんて思って過ごしてるうちに遊ぶこともなくなり、彼のことは忘れていった私。
しかし数年後、友人のインスタグラムを見ていると見覚えのある人の姿が。
そう、あの時の彼が友人のインスタグラムに登場していたのです。
そしてキャプションには#gaypartyというハッシュタグが…驚いたことにその写真に写っている人は全員ゲイだったのです。
そりゃご縁もないわけだ。
言われてみると、彼のまとう柔らかで親しみやすい雰囲気はこちらに本能的に興味がなかったからなのかと納得。
集合写真に写っている彼はキラッキラの満面の笑みを浮かべており、その笑顔を見るとこちらまで心が晴れやかになった瞬間でした。
彼がありのままで楽しめる場所を見つけられたのかと思うと何故か私まで安心したのです。
彼の葛藤や苦難を考えると要らぬ親心のようなものまで芽生えてしまい、彼の笑顔を見てそっと携帯を閉じたのでした。
最初に彼を紹介してくれた友人やインスタの友人には伝えず、このことは私だけの秘密のお話です。
次回は、NYの地下鉄で大都会の洗礼を浴びたお話をご紹介します!
今回の記事で気になるインスタですが、SNSの秘密のアカウント【裏アカは英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!