<このままじゃ彼氏が…→アメリカの卒論がヤバ過ぎた>アメリカは毎日サバイバル[#30]
以前ご紹介したように、当時のボーイフレンド(現夫)はシカゴのビジネススクールのような大学に通っていました。
その大学は規模は小さいもののビジネスに関しては本格的で、仕事をしている社会人の大人も仕事と両立して通いにくるほど。
現地学生や留学生はもちろん、年齢も様々な人たちが一緒に学んでいたのでした。
普通のカレッジに通っていた私は彼から話を聞くと新鮮なことも多く、その授業内容に感心したのを覚えています。
例えば授業単位となるビジネスインターンシップが世界中どこでもOKで、留学感覚で行ったことのない国でやる人や母国でやるという留学生もいたりとなんとも柔軟な学校でした。
中でも興味深かったのは彼の卒論。
一般的に卒論といえば論文やレポートを書くことを想像しますが、彼の卒論はそれだけではなくシカゴのダウンタウンで仮想のビジネスを起こすプロジェクトでした。
クラスでチームに分かれて、チームごとにビジネスプランを競い合うのですが、仮想とはいえ会社で実施するような現地調査や周辺の競合リサーチも必要で信じられないくらい本格的。
彼のチーム内には料理学科の生徒がいたため、レストラン開業のビジネスプランを立てることになりました。
他のチームはホテルやコンサルティング会社など、専攻している学科によって選ぶ事業にも個性が出ます。
レストランを選んだ彼らは店舗名やメニューの考案はもちろん、店舗の賃料や設備などの初期投資からどれくらいで黒字転換できるかなど徹底的にプランを立てますが、想像を絶する仕事量。
生徒たちの本気度も凄まじく、授業がない日も毎日連絡を取り合い打ち合わせを重ねるほど。
最終的に4ヶ月かけて作ったレストランのビジネスプランはシニア(大学4年生)の中で“Best Innovative“賞を受賞したのでした。
それだけ本格的にビジネスを学べると、実践力もつくし良いですよね。
留学をお考えの方はぜひビジネススクールも視野に入れてみてはいかがでしょうか?
きっと今後に役に立つスキルを学べますよ。
今回の記事で気になるレストランのビジネスですが、お店に掲げる【看板は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!