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私の人生ここで終わり…?→NYの地下鉄で劇ヤバおじさんが叫び出す【アメリカは毎日サバイバル(21)】

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私の人生ここで終わり…?→NYの地下鉄で劇ヤバおじさんが叫び出す【アメリカは毎日サバイバルvol.21】

<私の人生ここで終わり…?→NYの地下鉄で劇ヤバおじさんが叫び出す>アメリカは毎日サバイバル[#21]

NYの地下鉄は乗客のキャラクターが濃く、時には危険な目に合うことも。

日本から友人が遊びに来たある日、私はNYを案内するため彼女と一緒に地下鉄に乗っていました。

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私たちは車両の端の方の席に座っており、車内は満員で席は空いていません。

すると、私たちの前に立っていたおじさんが突然「I have a gun!!(俺は銃を持っている!)」と大きな声で一言、誰に伝える訳でもなくただただ謎の迷惑宣言をしたのです。

「え…?」と友人と顔を見合わせる私。
友人の顔も青ざめ、他の乗客も少しザワつき始めました。

おじさんは小太りの本当に普通の見た目の白人男性で、その普通さが逆に異様な雰囲気を感じさせました。

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マジでやばいと本能的に感じ、ゾッとした私と友人は身体が硬直。
しかし急行の電車に乗っており、次の駅まではまだしばらくかかるので電車を降りることも出来ません。

絶望を感じながらおじさんを見ていると、彼は床に置いていた黒いリュックサックを漁り始めたではありませんか…!

そのリュックには何やらパンパンに荷物が入っており、あんな宣言をされた手前、いつ銃などの武器が出てきてもおかしくない状況。

illustration by みきたにし☆
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周りにいた人たちは最初は「なーに言ってんだか」という感じでしたが、おじさんの行動に真実味が出てくると次第に緊張した雰囲気に。

「ちょっとリュック閉じて」や「何言ってんだよおっさん」、「おじさん落ち着いて」など口々におじさんに声をかける勇気ある乗客たち。

私の斜め前にいた若い白人女性は硬直する私たちの緊張感が伝わったのかこちらを見て「It’s alright(大丈夫よ)」と口パクで言い、ニコッと笑ってくれました。

それがどんなに心強かったことか。 

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その後おじさんは銃だのなんだのとごにょごにょ言いつつ次の駅で下車しましたが、それまでとてつもなく長く感じました。

おじさんの恐ろしさはもちろんですが、ニューヨーカーの優しさも印象的だった出来事です。

さて次回は、ニューヨークの秘密の楽しみ方をご紹介します!

第1話から見たい方はコチラから

今回の記事で気になる地下鉄ですが、日本の地下鉄では一般的な【各駅停車は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!