<インターナショナルスクールは甘え?→現地のイメージが衝撃過ぎた>マレーシア教育移住日記[#2]
前回マレーシアの豪邸に招かれたお話に引き続き、3人の子持ちママとのインターナショナルスクールについての会話になったときの話です。
マレー人ママはマレー語と英語が流暢、中華系マレー人のママは中国語とマレー語と英語のトリリンガル。
会話は3人が話すことのできる共通の英語で世間話は進みます。
「通わせられるなら、◯◯◯インター(小学生で年間200万円程の高額な学費)がいいよね〜。」
「3人も子どもがいるから、そんなお金はないよ~。無理無理〜hahaha!」
なんて、子供達の教育の話になり、中華系のローカルスクールの話になったときです。
私が、何気なく「マレーシア人は、中華系のスクールや私立校、公立校とか選べるからいいな〜!」と言うと、思わぬ反応が。
「中華系のローカルスクールはとても厳しいから子どもたちは行かせられないよ〜!!」と、中華系ママが言い出したのです。
更に、「私は叩かれたり、廊下に立たされたりしたし、宿題もすごく多いしね〜。」と、衝撃の告白が!
確かに、中華系のローカルスクール出身の中華系マレー人はみんな流暢なトリリンガルばかり。
みんな涙ぐましい努力をしてきたことは想像に難くありません。
それまで、ちゃんと考えた事がなかったのですが、「学校でストイックに頑張ってきたから難しい中国語も英語もコミュニケーションツールとして操れるんだ!」と、私のなかでも、どこかストンと腑に落ちた気分でした。
追い打ちをかけるように「インターナショナルスクールはレベルが低いから、英語しか話せないよ〜!」という中華系ママの発言に、マレー人ママも「うん、うん。」と同意していて更に衝撃を受ける私。
まさか「インターナショナルスクールは語学レベルが低い」と認識されているなんて想像もしていませんでした。
「わたしは中華系の学校で厳しく育ったけど、子どもたちにはのびのび育って欲しいからインターを選んだの。」と続ける中華系ママ。
なんとなく「インターナショナルスクールは教育に力を入れているイメージ」を持っていた私にとっては、まさに「耳を疑う」気持ちになったのでした。
もちろん、子どもたちが将来海外に行くことを考えてインターナショナルスクールでイギリス式カリキュラムを学ぶ家庭も多いのです。
ですが、お友だちのようにストイックな中華系スクールには通わせたくない家庭もインターナショナルスクールを選ぶことも多いマレーシアの教育事情でした。
次回、マレーシアで子供達が太ってしまう恐ろしい理由をご紹介します!
今回の記事で気になるインターナショナルスクールなどの学校ですが、私設の【私立学校は英語で何て言う?】も記事でチェックしよう!