<もう産まれるんですけど!?→キルギスの看護師がこの期に及んで聞いてきた事>キルギス子育て奮闘記[#36]
みなさんこんにちは!
前回門前払いされた産院、臨月に入ってようやく受け入れてもらえましたが、くどいようですがもう臨月です。
説明会に行ったくらいしか訪問した事がなく、まだカルテも作られないまま産気づいてしまった私。
ドラマのような陣痛に襲われながら、急いで産院に向かうと、受付で「あなた誰?」状態。
そりゃそうでしょう、そうなるでしょう…。「だから早めに予約したい」って言ったのに…。
しかも外国人の私はパスポートだけが身分を証明できる唯一のものです。
それなのに、こんな時に限ってビザの申請でキルギスの役所に提出中で、代理書類を見せるも「なにこれ?」という感じでまともに見てもらえませんでした。
今だから思うことですが、きっと日本のパスポートを提示したところで同じことが起こったと思いますが、それからは産気づいた妊婦(私)への質問攻め。
おろおろする主人をはさみ、看護師(ロシア語)→主人(英語)→私の翻訳に時間を要するだけでも切羽詰まった妊婦をイライラさせます。
質問内容は名前、生年月日、住所に電話番号…体重に妊娠週数に、最後の生理日と初潮の年齢、アレルギーに病歴などなどで「カルテがあったら今聞かれなくてもすんだのに…」と思わずにはいられません。
そりゃ看護師さんたちは日々の仕事ですから落ち着いていますけど、こちら今にも産みそうになりながら痛みに耐えて「生理っていつ始まったかしら?」とか、数十年も前の記憶にアクセスしなければならないのです。
もう適当に答えときましたけども…。
さて次回は、受け入れから波乱が続く人生初の出産をキルギスで挑戦した私の末路をご紹介します!
今回の記事で気になる病院からの扱いですが、生年月日などの情報を確認する【看護師は英語で何て言う?】も記事でチェック!